足の内側にある舟状骨(しゅうじょうこつ)には、約20%の人に過剰骨(余分な骨)があります。
これを「外脛骨(がいけいこつ)」と呼び、この骨に痛みが出ている状態を「有痛性外脛骨」と言います。
有痛性外脛骨は、思春期の子供によく発症するとされていますが、大人にもまれに発症する事があります。
有痛性外脛骨の最も代表的な症状は、「外脛骨を押すと痛みが出る」ことです。
一般的に有痛性外脛骨の原因は、外脛骨に付いている「後脛骨筋(こうけいこついきん)の過緊張」と言われています。
後脛骨筋とは、脛の内側から土踏まずへ伸びている筋肉で、足関節を伸ばしたり(底屈)、内に返したり(内反)する運動で使われます。
この後脛骨筋を繰り返し使う事で、外脛骨に負荷がかかり痛みが生じます。
その他には、
「捻挫による外傷」をきっかけに、有痛性外脛骨を発症する事もあります。
まず、病院では、
現在行っているスポーツや運動をすべて中止し、 「安静」を指示されます。
それは、有痛性外脛骨を治すには、患部に負担をかけない事が何よりも大切とされているからです。
湿布や足底板(インソール)の装着といった保存療法が勧められます。
リハビリテーションでは、後脛骨筋を中心とした足首周囲の筋力強化を行い、患部に過剰なストレスが生じないようにします。
整骨院や治療院では、
周囲の筋肉にマッサージやストレッチ、患部への電気治療などが行われます。
また、テーピングやサポーターを勧められる事もあります。
通常、これらの保存療法で症状が治まる事が多いですが、
半年以上経過しても症状が治まらない場合、次に取られる手段は「手術」です。
ただし、手術を行っても、骨の出っ張りが残ったり、偽関節ができたりして、かえって治療期間が延びてしまう恐れがあるのです。
何より、 いくら痛みを取る手段だとしても、
親御さんにとって、子供に「手術」を受けさせるのは、とても不安な事だと思います。
「手術の他に良くなる手段はないのか?」と考えるのは当然の事だと思います。





N.K様 女性10代(有痛性外脛骨)
週1回の施術で徐々に足の痛みや腫れも引き、5回目からは運動もできるようになり、気持ちも前向きになってきました。
本当にありがとうございました。
※効果には個人差があります。内容は個人の感想です。








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